司書最終試験、改めてシオのチームは上のとおり
シオの合計27、ナチカの合計39、オウガの合計24 となっていますね
ナチカが圧倒的です
事実今までの最終試験の過程で、シオやオウガよりも知識が深い描写が目立ち
今まで司書を目指して勉強してきた年季の違いのようなものが見られます
シオの高い身体能力も、司書試験ではあまり役には立たず・・・
ナチカからの指摘と相まって試験を内心であきらめようとしていました
ただ、そのときシオの中で思い起こされたものは、あの日の言葉
自分にしかできないことはある、それに共に試験を受けているナチカ、オウガのためにも
あきらめてはいけないともう一度奮い立ちます
シオの心の中で、セドナの存在の大きさが伺えます
しかし、改めてみるとセドナさん、イケメンですね
その後、シオは試験の鍵を握る法則を見つけ出し、試験攻略に大きく貢献しました
そして、たびたび見られたオウガの洞察の鋭さについて以下のように描写されました
冒頭のパラメータに洞察力8とありましたが、どうやら目の動き(かなり細かな動作)を観察して、対象の感情を読み取れるようです
魔術的なものではなく、あくまで生物学に基づいた技術でした
その後、3人は試験の翻訳を順調に進めていきます
そして、ナチカの深い知識から試験の答えが導き出されました
例によって、ナチカは念のためともう少し調べようとしますが
すでに時間切れで失格となったチームもあるようで・・・
ナチカの用心深い正確は昔からで、父親にも指摘されたことがあったようです
シオ、オウガの後押しもあり答えを試験に告げに行くことを決めました
結果は見事正解!
三人は喜ぼうとしますが
「ですが、時間切れにより失格です。」
無慈悲にも、試験管からは失格を告げられてしまいました
試験に不合格だった
3人は沈黙し、意気消沈していたところに
「すみませんでした!!!」
シオが開口一番に謝罪しました
唖然とするナチカとオウガ、オウガは自分のほうが役に立たなかったと言いますが
シオは、オウガがいなかったらこのチームはバラバラになっていたと言います
シオの機転のとんだ視点、ナチカの知識、二人を取り持ったオウガの洞察力
振り返ってみると、このチームなかなかバランスよくできているんですよね
正直、3人のだれかにひどい落ち度があったとは思えないのですが
最終試験には不合格になっているわけで・・・
試験冒頭に、ナチカに言われたとおりシオは謝罪しました
ただし、司書を目指した理由はくだらないものじゃないと宣言したうえで
ナチカはそんなシオやオウガを見て、自分ひとりでは試験の問題を解くことはできなかったといい、謝罪しなくていいと言います
試験を通して、どうやらナチカも思うところがあったようで
試験は失格になってしまいましたが、二人を叱責することもなく認め合いました
そして、最終試験について
どうやら、どう試験を乗り越えたとしても
最終試験は必ず失格にすることが決まっていたようです
正解を導くことは大前提として
見るのは過程
自分の役割をどう見つけるか、困難をどう乗り越えるか、そして
広い、図書館の中で一人で仕事ができるものはいないのだから
司書となるうえで、知識以外に必要となる要素を判断する試験だったようですね
(もちろん、試験の問題に正解することが大前提のようですが;)
ともあれ、これで司書試験の全日程は終了!!
シオの合否はいったいどうなるのか、次の話にも注目していきたいです
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